AIR EVOLUTION

ダイワ エアエボリューション 1.0-530

待望のSMTモデル登場!「軽量+SMT」で武装したブランクスにより ターゲットの気配まで感じる高感度を実現!(1-52SMT、1.25-52SMT、1.5-50SMT、1.5-52SMT)

スーパーメタルトップ搭載で、感度に磨きを掛けた「AIREVOLUTION」の登場
沈め探り釣りや、近年流行のPEライン釣法において圧倒的な感度を誇るSMT穂先により、 感じ取れなかった海中の情報を釣り人へと伝える

  • SMT採用により、釣り人へ魚の気配をも感じさせる
  • キャスト時のブレやネジレを防ぐX45搭載
  • V-JOINTにより、節でのパワーロスを防ぎスムーズな曲がりを実現
  • パワーと粘りを兼ね備えたHVFナノプラスブランクス仕様
  • トーナメントホールドシートが快適なグリップを約束
  • C・TC-IMSGガイド採用により、軽快な操作性を実現
  • 高耐久撥水スーパーコート(♯1~♯4)とICガード搭載(♯4番)でラインのベタツキ防止
軽量ロッドで、軽快かつ華麗にターゲットを狙う。

軽量コンセプトを形にした新設計。
フカセ釣りでは仕掛けの打ち直しやこまめなラインメンディングによりアングラーの腕にかかる負荷は想像以上である。そのようなコンディションで集中力を保つには少しでも軽いロッドの方が有利である。今回のテーマともいえる「軽量」を実現し、名実共にその名に相応しいシリーズとして登場させた。

アイテム特徴
■キャスト時のブレやネジレを防ぐ「X45」搭載
■「V-JOINT」により、節でのパワーロスを防ぎスムーズな曲がりを実現
■しなやかな「MEGATOP」が食い込みをサポート
■パワーと粘りを兼ね備えた「HVFナノプラス」ブランクス仕様
■「トーナメントホールドシート」が快適なグリップを約束
■C・TC-IMガイド採用により、軽快な操作性を実現
■高耐久撥水スーパーコート(#1~#4)とICガード搭載(#4番)でラインのベタツキ防止

アイテム 特徴
0.8~1号 チヌや口太グレを軽い仕掛けと細ハリスにて楽しむアイテム。フカセ竿にありがちな細い号数になるほどダワつきがちな振り調子を設計とC・TC-IMSGによって解消。
1.25~1.75号 口太グレから良型の尾長グレまでをターゲットにおいたアイテム。刻一刻と変化する潮流や風にすばやく対応する為のラインメンディングをより軽快に行える設計を実現し軽量C・TC-IMSGを搭載。魚を掛けてからはしっかりと胴まで曲がりこみ、余裕のあるタメを効かしながらターゲットを誘導し浮かせる。
2号以上 大型尾長から不意の青物まで対応したパワー系アイテム。リールシートにはスクリュータイプのダイワオリジナルシートを採用し、大型リールでもしっかりと取り付けることが出来る。ピンとした張りのある使用感を感じさせるが、魚の引きに対してはしっかりと追従し曲げこんでからのタメと粘りを活かしながら浮かせるパワーを兼ね備える。
仕様詳細
■C・TC-IMガイド ■グリップエンド
ロッドワークの安定感を実現する滑り止め塗装を施したグリップエンド。
■トーナメントホールドシート
(0.8号~1.75号-53)※写真は1.5-53
手の平への収まりがよく、グリップ性も高い。
■ダイワオリジナルシート(スクリュータイプ)
(2号~2.5号-53)※写真は2.5-53
大型リールでもしっかりと取り付けることが出来る。
DAIWA TECHNOLOGY
画像 ■SMT[スーパーメタルトップ](1-52SMT、1.25-52SMT、1.5-50SMT、1.5-52SMT のみ対象)
超弾性チタン合金を採用し、カーボン素材では不可能な驚くべき感度を実現する「SMT(スーパーメタルトップ)」。振動を長く伝える超弾性チタン合金をそれぞれの竿種に合わせてチューブラー(中空)やソリッド(ムク)構造にし、カーボンやグラス素材をハイブリッドして理想的な調子を追求している。
SMTのさらに詳しい説明はこちら▼
画像 ■X45
ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。
画像 ■MEGATOP[メガトップ]
メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。
画像 ■V-JOINT[V-ジョイント]
スムーズな節の曲がりが理想の調子とパワーアップを実現。節の合わせ部分にDAIWA独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上。
画像 ■HVF NANOPLUS[エイチブイエフ ナノプラス]
レジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」は粘りや強度を重視したロッドに最適な素材となっており、東レ(株)ナノアロイ®テクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせることでさらなる高強度化・軽量化を可能とした。
画像 ■ICガード(#4番)
縦方向のI型形状と周方向のC型形状、ダブルの突起で雨、潮によるラインのベタつきを軽減。高耐久撥水スーパーコートとの相乗効果で、従来以上の快適なラインさばきを実現。
磯コラム(column)
上級機種譲りの性能

 

 

画像【普及クラスを我慢して使う時代は終わった】

 

「クラスを超越したスペック」 エントリー〜ミドルクラスの竿には、よくこのようなキャッチコピーが付けられています。確かにダイワの製品には、ビギナーや中級者に人気の買い求めやすいアイテムであっても、トーナメントをはじめとする上級機種で培ったノウハウやテクノロジーが反映されています。

しかしこれが、上級機種と同じ調子を追ったものであったら、みなさんは振ったときにどう感じるでしょうか。何本か竿を振り込んできた人なら、おそらく「なぁんだ……」と呟くことでしょう。

エントリー〜ミドルクラスの竿は、価格を抑えるために使用する素材やパーツにコスト的な制限があります。ブランクスのカーボン素材ひとつとっても高価な高弾性カーボンシートや弾性率の異なるカーボンを複雑に組み合わせ、製竿することが難しいため、上級機種と同じ調子にはなり得ないし、仮に低弾性カーボンを厚巻きにし、そっくりな調子に仕上げたとしても、おそらく重くて使える代物ではないでしょう。

素材に制約があるのなら、その素材のポテンシャルを最大限発揮する竿を作るべき。これがダイワの考えです。磯竿のフラッグシップ「トーナメントISO AGS」は、様々なクロスを組み合わせ、なおかつSVFナノプラスという新たなテクノロジーを用いることで強靱な粘りを獲得しましたが、これがやや樹脂量の多いHVFナノプラスになったとしても、HVFナノプラスなりの粘りがあり、トーナメントとはまた違った方向性の調子を持たせることができるのです。黒鯛(チヌ)竿を例にすると、SVFカーボンを採用した「銀狼王牙AGS」はしなやかさとパワーが同居する細身軟調子、HVFナノプラスを用いた「銀狼唯牙」は大きく曲がり込んで粘りを発揮する粘靱調子と、味付けが微妙に異なります。

竿は予算に応じて選び、手頃な価格帯の製品を我慢して使う時代は終わりました。トーナメントはトーナメントの調子があり、DXRもメガディスもまたしかり。ダイワの技術はすべてのモデルに盛り込まれていますが、目指した調子はそれぞれが“独自”であるのです。

画像【独自の調子を追求せよ】

ダイワの磯ロッドのラインナップに加わった新たな“独自”が「AIR EVOLUTION(エア エボリューション)」です。

このロッドの最大ともいえる特長が“軽さ”です。1.5号—53は186gで、現行モデルの中では最軽量。数多いコスト的な制約の中で、これだけの軽量化を達成できたのには、いくつかの要素があります。

ひとつはガイドです。AIR EVOLUTIONにはカーボン強化樹脂フレームのC-IMガイド(C-IMSG)、カーボン強化樹脂とチタンのハイブリッドタイプであるTC-IMガイド(TC-IMSG)を採用しています。従来のチタンやステンレスフレームガイドに比べて軽量で、このガイドが自重と持ち重りの軽減に貢献しています。

また、1.75号以下のアイテムは軽量のスライドリールシートとし、中節の塗装も極力薄くするなど、徹底して軽さにこだわった造りになっています。

ブランクス素材は粘りや強度を重視した竿に向くHVFナノプラス。このクラスに多用されていたHVFカーボンから、さらなる軽量化が可能になりました。X45やVジョイントといった強化構造、ラインのベタ付きを軽減するICガードは、上級機種とまったく同じ仕様です。穂先は強くてしなやかで食い込みの良いメガトップを採用しています。

基本的にAIR EVOLUTIONは細身&肉厚で、負荷に応じて曲がり込む設計ですが、振り調子をやや先調子に寄せています。粘靱ブランクスの完成以降、トーナメントISO AGSやメガディスAGSは粘りの際立った胴調子にシフトしていますが、AIR EVOLUTIONにはかつてのトーナメント競技モデルを彷彿する、キレのよさを前面に押し出しています。胴の粘りで獲る竿がトーナメントISO AGSやメガディスAGSなら、AIR EVOLUTIONは軽快な操作で積極的に仕掛け、胴まで曲げて獲る攻撃的なアイテムといえます。

極薄塗装で素材のカーボンが透けて見えるブランクスはスパルタンでありながら、元竿にあしらった立体的なAIR EVOLUTIONのロゴには高級感も漂います。

値札で性能は表せません。好きだから使うAIR EVOLUTION。この竿でしか成し得ない攻めがあります。

コメント