中硬硬(強)

釣り

オトリを引けば滑らかな動きで広範囲をテンポよく探れる、軽い胴調子が「A」。それは小石底の天然遡上河川で爆発的な威力を発揮する、“束釣り調子”とも言われている。
しかし近年、瀬釣りに限らず背バリやオモリの使用機会が増え、水中糸もトラブルが少ない太めが選ばれる傾向にある。
また、ハリの進化に伴い、やり取りのスピードアップもさらに必要となってきた。
フィールドにおいては、放流技術や環境変化による鮎の大型化も顕在化している。

銀影競技A

以上をふまえれば、生まれ変わる競技Aのコンセプトは必然的に1つの方向を示す。

軽さはそのままに、もっと強く。ブランクを肉厚にして“筋肉量”を増すと同時に、重心バランスをさらに改良。そして生まれたのが、前作よりも「手にして軽く」「使って軽く」、そしてパワー&スピードに満ちあふれた競技Aなのである。
現在の理想型は「H」。
新しい競技Aのラインナップは「AH」を軸に開発。

前作より半ランク以上パワーアップしただけでなく、粘りと引き性能を大幅に高めた。

特に粘りを重視して曲がり込むようにしたため、中硬硬(強)でありながらも早瀬抜クラスのパワーと粘りを獲得。

 

25cmクラスまで対応し、もっとも使用機会の幅が広いアイテムである。

そして今回の進化の果てに生まれたのが「XH」。Aの軽さとHのパワーを極限まで突き詰め、“ライトモンスター”に肉薄。奈良県吉野川のテストでは27cmクラスを瀬から引き抜くポテンシャルを見せつけた。

(※図はコンピュータ解析上のデータであり、実際の曲がりとは多少異なる場合があります。)

テクノロジーの進化が、理想を現実にする。

銀影競技A

強さと軽さを向上させる[スーパーSVFナノプラス]カーボン繊維同士をつなぐ樹脂(ミクロンサイズ)を、はるかに小さいナノサイズ(ミクロンの1/1000)として混合する技術がナノアロイ(R)。これにより樹脂の高弾性化、高靭性化が図られ、複合材料の曲げ強度が向上する。

ナノプラスとは、このナノアロイ(R)テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計手法および製造手法により、機種ごとに最適化をおこなうこと。

つまり競技Aシリーズにおいては、ロッドブランクに採用された素材「スーパーSVFナノプラス」が適応材料であり、「マスターエディションA」「AH」「XH」の高強度化・自重バランスの向上を実現する原動力となっている。

新たな必要性を感じていた、僕の“オールラウンダー”。

― 有岡只祐

「もともと僕が得意なのは浅い小石底の天然遡上河川。だから、しなやかな竿をよく使っていました。逆に水深が深くて押しが強くなると釣果がそれほど出ていなかった、理由は、しなやかすぎるとこういう状況ではコントロール性が落ちるし、オトリを安定させにくくなり川底を切るから、反応が鈍くなること。

だからもう少しパワー系の釣りに強く、オトリコントロールに優れた胴調子の竿の必要性を感じていました。

『AH』は九頭竜川の五松橋周辺や、高知でいうと仁淀川、物部川、奈半利川にピッタリですね」

■スイッチシステム採用

スイッチパーツの中節♯3番を入れ替えれば、オトリの動きと泳ぐ範囲が拡大。より自然な動きで野鮎にアピールすることができる。全長も30cm伸びるため、90だと95(85だと90)に匹敵するリーチで攻めることが可能となる。

魚の抜けが早い、T調子が大好きだけど、何故か衝動買い((´∀`))
放流河川だと8月中旬まで使えるからな?

近所の天然河川・・・高田アタリだと結構使えるかも知れない。

 

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